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第48番 有財城 毘沙門堂

     

びしゃもんどう

小豆島霊場第48番 有財城 毘沙門堂(うざいじょう びしゃもんどう)

 

本尊:毘沙門天王

 

縁起:もとは46番多聞寺境内より下にあったが、昭和30年代に檀家より現在の土地の寄進を受け、その場所に移転する。

 毘沙門天は勝運の仏さまでもあり、また財運の仏でもある。かの上杉謙信公も勝運の仏として深く信仰していたことも有名である。本尊毘沙門天は古くから「左甚五郎」御作と伝えられていたが、前回の仏像修繕において、甚五郎代より遥か前の平安から鎌倉時代の作ということが分かった。おそらく「左甚五郎師」はのちの修繕に携わったのではないかと推測する。本尊脇には町指定文化財の「青面金剛(庚申)像」と見ざる言わざる聞かざるの「三猿」、そして弘法大師を奉祀しております。今のお堂は平成11年(当山22世佳士代)の落慶。それ以前かなり老朽化していた建物であったが、なかなか改修のめどが立たなかった。しかし住職夫妻がこの地に訪れるたび、毘沙門天に改修の祈願をしていたところ、篤信寄進者が現れ、新築建立に至った。まさに「勝運・財運」の仏である。

 

*普段は施錠しております。

 

 

 

御詠歌:法の道 譲る宝を 授かりて 我が身もやすく 世を送らばや

 

納経所:46番 多聞寺

 

小豆島霊場第46番 護法山 多聞寺

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